データとテクノロジーで、リテール業界の課題に向き合う!エンジニアメンバーのやりがいとは?

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データとテクノロジーで、リテール業界の課題に向き合う!エンジニアメンバーのやりがいとは?
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7月、フェズは事業成長を加速させるべく、組織変更を行いました。エンジニアが所属する開発体制も、個々の力とチームの力がより活きる組織へバージョンアップしています。
今回は、エンジニアメンバーに新しい開発体制や仕事の面白さなどについて聞いてみました。

<お話してくれた人>
リテールメディア事業本部 
開発基盤部長/三井 聡哉さん(写真:後列左)
テクノロジービジネス推進部長/福田 大賀さん(前列左)、同部 データ基盤グループの藤井 宏保さん(前列中央)
プロダクト開発部 プロダクト開発グループマネージャー/海沼 玲史さん(後列右)、同部同グループ/橋本 篤徳さん(前列右)

新しいフェズの開発体制や各チームの役割について教えてください。

三井:今回の組織変更で、エンジニアが所属する開発部門は、「プロダクト開発部 プロダクト開発チーム」「テクノロジービジネス推進部 データ基盤グループ」「開発基盤部」の3つのチームになり、それぞれミッションが異なります。

開発基盤部は、直接プロダクト開発をするわけではなく、セキュリティ対策をはじめとした開発環境を整備したり、開発組織のパフォーマンス向上やエンジニア採用を含めた組織開発に取り組んだり、その名の通り開発基盤をつくる部門です。

福田:テクノロジービジネス推進部は、小売企業様と向き合う開発部門です。具体的には、小売企業様からデータをお預かりしたり、リテールDX本部と連携して小売企業様のシステム開発業務を行ったり、部門を横断したプロジェクトの推進を担っています。

その中で、データ基盤グループは、小売企業様からお預かりしたデータを適法に安心安全に活用できるようにするのがミッションです。フェズの事業の根幹部分を担っていると言えますね。

海沼:プロダクト開発グループは、データ基盤グループによって使える状態になったデータをビジネスに変えていくのがミッションです。データをいかに仕組化するか、プロダクト化するかを企画し、新規開発しています。既存プロダクトでは、「Urumo Shopper」や「Urumo Explorer」も担当しています


日々どのように業務を進めているのでしょうか?

三井:開発組織全体では月次で定例ミーティングを実施、グループマネージャー以上は週次で進捗等の共有を行っています。基本的には、グループごとに裁量を持って業務を推進しています。

藤井:データ基盤グループの場合、マネージャーである福田さんから「こういうことがやりたい」という大枠の与件が下りてきたものに対して、自分たちで考え業務を進めていきます。週単位のスクラム開発で、週に一度振り返りやタスク確認を行ったり、マネージャーとの1on1を行ったりしています。私は、毎週金曜日に出社をしていて、それ以外は基本リモート勤務です。

フェズでは、開発ツールを自分で決められるので、私は「PyCharm」を使っています。フェズのエンジニアは「VSCode」を使っている人が多いみたいですね。あと、ソースコードの管理やチームでレビューをする際は「GitHub」を使っています。

橋本:私も基本リモート勤務で、木曜日に出社しています。毎朝10時半から、チームメンバーと朝会のような感じで進捗共有等を行ってから業務に取り掛かります。

私の場合、エディターは「VSCode」を使っていて、管理やレビューは共通で「GitHub」、あと社内でのコミュニケーションは「Slack」、情報共有は「Notion」を使用しています。開発環境ってエンジニアにとってかなり大事なので、各自で決められるのは助かります。

福田:新しく入ったエンジニアがキャッチアップしやすく、効率よく業務を進められる環境だと思いますね。


皆さんのバックグラウンド(フェズに入社するまでのキャリア)を教えてください。

海沼:初めはソーシャルゲームの開発・運用をしているスタートアップに入り、バックエンドエンジニアをしていました。ソーシャルゲームでは、レアなアイテムをどれくらいのユーザーにどれくらいの確率で配布するとどれくらいの売上が立つかが全て科学されているので、データ分析をする需要が高いんです。エンジニアが、データに基づいてプロダクトの設計をし指示を出すことで、その通りに売上が立つというのを目の当たりにして感動しましたね。データの力はすごい!と。その経験から、データを使ってビジネスやプロダクトをグロースさせることを追求してきました。

その後、マーケティングオートメーションの開発・提供会社やリクルートを経て、2023年4月、データを使ってビジネスをグロースさせたいと思いフェズに入りました

橋本:私の場合、営業職からスタートしました。仕事をする中で、ソフトウェアエンジニアという仕事があることを知り、東京に出てエンジニアとして働きたいと思い転職しました。

バックエンドエンジニア、データ基盤エンジニアとしてキャリアを積む中で、ちょうど転職を考えている時に、フェズからスカウトメールをもらって。面接が終わり最後の面談の際に、代表の伊丹さんと福田さんがとてもフランクに接してくださって、「この会社ならやっていける」と思ったんです。それで2022年12月に入社しました。

藤井:前職は、ウェブ系のソフトウェア開発会社でフロントエンジニアをしていました。10年程経験を積んで、新しいことをやってみたいと思っている時に、高校の同級生でもある福田さんからフェズを紹介してもらい、2022年11月に入社しました。

実は、入社後半年は前職でやってきたことが通用しなくて、結構大変だったんです(苦笑)
前職は個人で開発するスタイルだったのですが、フェズはチームで開発しますし、Google Cloud PlatformやPythonの利用も初めてだったので。仕事をしながらキャッチアップし、新しいことにチャレンジできているなと実感しています。

※ 三井さん・福田さんのバックグラウンドは、RECRUITサイトのインタビューをご覧ください。(三井さんインタビューはこちら福田さんインタビューはこちら


フェズのプロダクト開発における、面白さややりがいは?

三井:組織の観点では、大企業の場合、企画やビジネス部門と開発部門が分かれていることが多いと思います。一方、フェズのプロダクト開発は、部門内で企画も開発も行っているので面白さややりがいに繋がっていると感じます。

橋本:大企業だと、開発に関する管理が厳しいと思います。フェズの場合、大切なデータを扱っていますので管理もきちんと行っていますが、開発に関しては自由度が高いと感じます。エンジニアとして仕事をする上で、プチストレスが溜まると大きなストレスになるので、働きやすさは大切なんですよね。また、AIをはじめ新しい分野に取り組んでいるので、技術力もつけやすい環境だと思います。

海沼:一般的に新規事業は、計画も立て辛く投資判断が難しいと思いますが、フェズは主軸ビジネスが好調なので、投資しやすい環境にあると思います。例えば、生成AIとプロダクトを組み合わせるなど、開発側から提案した新たな取り組みにチャレンジできるのは、とてもやりがいがあります。 

藤井:自分で考えて仕事を進められること、新しいことにチャレンジできることは、エンジニアとして楽しいですしやりがいを感じます。また、自分のキャリアに関して、1on1を通じて相談できるので、道筋が見えてモチベーションにも繋がっていると思います。

福田:エンジニアとして、小売企業様が困っていることに直接向き合い、フェズとしてその課題をどう解決していくか。リテール業界や会社の発展に貢献できるのは、やりがいだと思います。また、やりたいことに取り組める自由度の高さも魅力ですね。


皆さんが今後どんな開発にチャレンジしたいか、またどんなチームにしていきたいか、教えてください。

海沼:“データ分析の民主化”にチャレンジしたいです。データ分析の重要度は世界的に高まっていますが、難しいので専門家しか扱えない状況です。専門家でなくても、データを必要とする人が活用できるプロダクトの開発に取り組んでいきたいですね。

橋本:エンジニア界隈で、以前に比べて技術を面白がっている人が減っている感じがするんです。遊び心があるというか、意外性があるというか、もっと人間に寄り添った、開発者自身もワクワクするようなプロダクトを開発してみたいです。

藤井:私は、初めて使う人が説明なしで使えるプロダクトが優れていると考えています。私自身も、そういうものづくりをしていきたい。自分の手で、誰もが使えるプロダクトを作りたいですね。

福田:入社当時、私1人だった開発部門が、今では役割分担され組織と呼べる体制になりました。これからもっと仲間が増えていきますが、リテールDXチームと連携しながら価値あるプロダクトを生み出していけたらと思います。

三井:開発部門を、みんなで高めあえる組織にしていきたいですね。また、データドリブンの会社らしく、開発の生産性や効率性をデータ化して改善していくことにもチャレンジしてみたいと考えています。


皆さん、お話ありがとうございました!

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