ステップアップや新たなチャレンジをしたいと考えている方にエールを送る、連載企画「～私流〜フェズの部長の仕事術」。
第3回は、広告業界一筋26年のキャリアを持つ、リテールメディア事業本部 アカウントマネジメント部長の森本孝幸さんに、仕事上のこだわりや自身のルールを聞きました。
これまでのキャリアは？
新卒からこれまで、一貫して広告業界でキャリアを重ねてきました。
初めは新聞広告を担当し、営業を経て、デジタル広告には2000年から携わっています。「Yahoo! JAPAN」の公開が1996年頃だったと思うので、初期段階から関わってきた感じですね。
色々な業界・業種と関わりながら、“最先端のことができるはず”という憧れもあって飛び込んだ広告業界。実際に、アパレルや金融、自動車、飲料、官公庁など、本当にいろんなクライアントの案件を担当させていただきました。
特に印象深かったのは、外資系スポーツブランド。固定概念にとらわれず、他社がやっていない新しいことにチャレンジしたいという想いが強く、クライアントと一緒に新しい広告枠を作るなど面白い経験をさせていただきました。外資系IT企業の日本上陸も記憶に残る案件ですね。
フェズを知ったきっかけは、20年ぐらい前から一緒に仕事をしていた、執行役員 リテールメディア事業本部長の田中さんから話を聞いて、直感的に面白そうだと思ったから。かつ、これまでの経験やネットワークも活かせるベンチャーでチャレンジしたいと考え、2022年2月に入社しました。
入社後は、「Urumo Ads」の新たな販路やメディア連携を開拓するパートナーソリューション開発部、メーカー・広告会社様向け営業部門を主幹し、今期からはアカウントマネジメント部を担当しています。
そんな森本さんが大切にしている「私流」とは？
私流①：傾聴
ベンチャー企業でかつデジタル広告に携わっていると、若手メンバーと一緒に仕事をすることがほとんどです。キャリアが長くなればなるほど、自分の考えが強くなりがちですが、まずは人の話をちゃんと聴く。
デジタルマーケティング領域のトレンドや技術は、常に変化しているため、必ずしも経験値だけで何とかなるものではありません。社内外のさまざまな人と会って話をすることで、自分の考え方や知識を常にアップデートするよう心掛けています。
私流②：現場感
マネジメントの立場になると、どうしても自分で手を動かす機会は減ってきます。また、年齢が上がるにつれ、自分はそんなつもりはなくても気を使われる存在になりがちです（苦笑）
自分が若手だった頃、デジタル領域だったこともあってちゃんと現場を理解していない上司に対して、違和感を抱いたり隔たりを感じたりしたことが多々ありました。もちろん、困った時に助けていただいたこともたくさんありましたが。
そんな経験もあって、メンバーと並走し常に現場感を持ち続けること、実際に何が起きているのかキャッチアップすることを大事にしています。
私流③：人の縁
ずっと広告業界にいるものの、これまで大手・中堅・ベンチャーと様々な立場でクライアントやパートナーの方々と向き合ってきました。だからこそ感じるのは、人との向き合い方、どんなに忙しくても丁寧に人と接することの大切さです。
企業の規模や立場などで接し方が変わるという人も、しばしばいると思います。しかし、そういう対応は、回りまわっていつか自分に返ってくるもの。逆に、人ときちんと向き合っていれば、所属企業が変わってもまたクライアントやパートナーとして一緒に仕事をさせていただく機会もあります。
何かすぐに役に立つとか、そういう利害を抜きにして、人との縁は大切にしています。
私流④：凡事徹底
運用型広告では、少しの行き違いや小さなミスが大きな事故や問題に発展してしまうことがあります。万一、何かが発生した場合でもきちんと対応できる、攻めだけではなく守りもしっかりした体制を構築していくことが、クライアント・広告会社の信頼を得て事業を継続・拡大していく上でとても大切です。フェズのように、勢いあるベンチャー企業ではなおさら重要だと思います。
自分自身、新しい何かを発想・創造するよりも、正しく推進し安定化させていく方が向いていると思います。これまでの広告業界での経験を活かしつつ、「Urumo Ads」の守りの部分もしっかり担うことで、クライアント・広告会社に貢献していきたいと思っています。
最後に一言（人財募集中！）
アカウントマネジメント部は、購買データを活用した広告戦略のプランニングや提案等を行う統合プランニング1グループ・2グループ、広告運用・入稿設定等を行うオペレーショングループ（出雲オフィス）、クリエイティブを制作するクリエイティブグループから成る、社内で最も大きな部署です。
「Urumo Ads」をご導入いただく企業様が順調に増えている分、業務量も増えているため、統合プランニング1,2グループやオペレーショングループでは、現在、積極的に人財採用を行っています。
フェズのクライアントは、大手消費財メーカー様が多く、誰もが知る有名ブランドへの提案や広告運用に携わることができます。リテールメディア市場への注目度が高まる中、まさにその最前線で経験を積むことができる点も魅力です。
また、フェズには、広告会社や小売、メーカー、プラットフォーマーなど、さまざまなバックグラウンドを持つユニークなメンバーが集まっているので、一緒に働くことで共に成長できる環境があります。
広告会社でのプランニング・デジタル広告運用経験がある方をはじめ、プランニング・広告運用に興味のある方、そして何より前向きで能動的に取り組める方に、是非ご入社いただきたいですね！
是非、ご応募お待ちしています！
