3月。新年度を前に、ステップアップや新たなチャレンジをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
FEZ LOGでは、そんな方々へのエールとなる新連載企画として「~私流~フェズの部長の仕事術」をスタート。個性豊かなフェズの部長陣にインタビューし、仕事上のこだわりや自身のルール“私流”を紹介していきます。
記念すべき第1回目は、リテールメディア事業本部 ビジネスプロデュース1部・2部の鈴木翔太さんです。
これまでのキャリア
昔から車が好きで将来は車関係の仕事に就きたいと思い、新卒で自動車販売会社に入社したものの、『好き』と『仕事』は別であると感じ、1年でリクルートへ転職。ホットペッパーのセールスを約2年半担当した。その後、新規事業部門へ異動し、約3年半事業の立ち上げとセールスリーダーを経験。スピード感と変化がある環境で楽しむことを学んだ。
知名度の低い企業でも自分の力が通用するかチャレンジしたいという想いから、社員2人のシステム開発ベンチャー企業へ転職。約3年間、ゲームグラフィック事業の責任者としてゲームメーカーと向き合う。
2017年、フェズに入り、約1年間デジタル広告の営業マネージャーとして新規営業を担当。その後、約4年間リテールメディアの根幹となる小売様のリテールメディア支援を担当。2022年11月の電通グループとの資本業務提携を受け、1年間電通プロモーションプラス社へ出向。2023年12月より「Urumo Ads」の営業部門長として活躍している。
そんな鈴木翔太さんの“私流”とは?
私流 ①:健康でいる
「健康は第一の富である」アメリカの哲学者エマーソンという方の言葉です。
仕事がどんなに出来ても、カラダを壊しがちだと周りにも迷惑をかけるし、良い機会を失うリスクもありますよね。
長い人生において戦い抜くのは難しいからこそ、バキバキに鍛えるのではなく「元気でいる」という意味で健康を意識して働いてます。健康はメンタルの安定にも繋がることが多いので「健康でいる」という事がマイルールです。
普段特に運動をしていないので、老廃物を出すために汗をかこうと、週1回サウナに通っています。自律神経を整え、気持ちを落ち着け仕事に臨むことができるので気に入っています。
私流 ②:モチベーションの波をつくらない
2つ目は、仕事のモチベーションを一定に保つ(波をつくらない)ことです。
モチベーションは上げるよりも下がったときに“やる気スイッチ”を押すのがとても大変なので、仕事に対しては「やるべきことはやる」という精神で、あまり仕事と気持ち(気分)を紐づけないようにしています。そのせいか、仕事でキツイことがあっても飄々として見えるのか「感情が欠落している」と言われることが多いんですよね(笑)。
以前は、様々な事に一喜一憂し、モチベーションの波があるタイプで仕事の成果や取り組み方にムラが大きくありました。しかし、社会人3年目で経験した新規事業に携わったのを機に、考え方を改めたんです。
新規事業なので上手く進まないことが多く、毎日目標や上司の言うことが変わり、ストレスも大きく精神的に落ち込み、仕事に対するモチベーションがなくなってしまったんです。ただ、ずっと沈んでいても状況は変わらないので、「やるべき事はやりきろう。やってみてやれない事はない。」だから、モチベーションに左右されず淡々とこなそう。という考え方を頭に叩き込んで実行していました。
現在も、自身の事に対してはあまり強い関心は無いのですが、メンバーや協働しているチームでの成功はとても嬉しく、そこにやりがいを感じます。
私流 ③:「何とかなる」ではなく「何とかする」
昔から「何とかなる」精神が強く楽観的に捉えることが多かったのですが、リクルート時代に仕事で大きなミスをしてしまってから変わりました。
上司はもちろん様々な部署を巻き込み、解決に半年ほどかかるというレベルで、全く「何とか」ならなかったんです。この件で、「何とかなる」と楽観的に行動してしまうのは逆効果であると学びました。そして、何事も何とかなるほど世の中は甘くないと認識を改め、「何とかするためにどうするのか」を考えるようになりました。
以来、困難なときや重要な場面では、自分一人の考えに固執せず、周りに助けを求め、意見を聞き、協力を仰ぐことを意識しています。自分の力だけではなく、足りない力を補ってもらうことも「何とかする」ための行動です。まさに、フェズのCo-VALUE「弱みを見せあう」にも通じますね。
「何とかする」という“やり切るスタンス”で、極力失敗したときの後悔がないよう仕事に取り組んでいます。メンバーに対しても、「待ちの姿勢ではなく、結論が出るよう行動しよう」と伝えています。「待っていれば何とかなる」とか「クライアント都合で今は待ってるしかない」ではなく、受注するために今何とかする方法はないのかを問いかけています。
目標を達成するための手段を一人で考えさせるのではなく、みんなで意見を出し合い、全員で取り組むことも意識していることの1つですね。
私流 ④:社内コミュニケーションでは「忖度しない」「話をちゃんと聴く」
社内コミュニケーションでは、「忖度しない」こと、「話をちゃんと聴く」ことを大切にしています。
まず「忖度しない」については、間違った判断をしたくないので、人の顔色を伺って仕事をしないようにしています。特に私は部下がいる立場なので、相手によって話すことを変えると信頼関係が築けないですし、そんな上司は嫌ですよね。社内を見て仕事をするのではなく、お客さんを見て仕事をするべきです。
そもそも、ストレートに対話ができる会社を選んでいますが、忖度する必要がないのは本当に有難い環境だなと思います。
また、人の話が終わる前に否定してしまうと可能性を潰してしまうと考えているので「話をちゃんと聴く」ことを意識しています。
立場が変わると見えている事象も変わりますし、主張も異なると思うのですが、わかってもらえない、話を聴いてもらえないという不満を抱えている人は多いと思うんですよね。だから、その人の話や周囲の意見を最後まで聴いてから、物事を判断するようにしています。
最後に一言
私が担当している『Urumo Ads(ウルモ アズ)』の名前がクライアントの皆様に浸透し、ご評価いただけるようになってきたのが2023年です。
2024年は、クライアントの皆様に、より付加価値の高いソリューションを提供していけるよう、チーム一丸となって誠心誠意取り組んでまいります!