9期目を迎えた今年、フェズでは7名のグループマネージャー(GM)が新任登用されました!
今回は、新任GMの中でも初めてマネジメント業務に挑戦する西上さん(写真左)と片田さん(写真右)にインタビュー。業務のやりがいや意気込みなどを聞きました。
お二人の経歴を教えてください
片田
大学卒業後、オフラインメディアのバイヤーとして総合広告代理店に入社しました。その後オン・オフ双方のメディアプランナーを経験し、2021年の4月にフェズへ入社しました。
西上
新卒では総合広告代理店に入社し、Web広告のプランニングを6年ほど担当していました。ただ、広告運用や入稿作業等は未経験でしたね。
どのような業務を担当されていますか?
片田
新規・既存のクライアントが抱えるデジタルマーケティングの課題を解決するため、購買検証が可能な広告ソリューション「Urumo Ads」を中心にご提案しています。
最近は、複数媒体を活用し効率的に潜在層の獲得を目指すプロジェクトを担当。クライアントである製薬企業が、新商品を売り出す際に、マッチするお客様のターゲットの解像度をあげるためのサポートを行いました。
「Urumo Ads」を初めてご紹介する際には、クライアントの言語に合わせたり、慣れ親しんでいるものとして受け取っていただけるよう心がけています。
新しいものと捉えると受け入れるハードルが上がってしまうため、ユニークな点をアピールしつつ、親しみのあるソリューションの延長にあるものだと感じてもらえるよう工夫しています。
西上
デジタル広告のプランニングから広告運用レポートの提出までを担当しています。ご提案したプランに対して、効率性を担保し購買効果を最大化する業務です。
オールインワン化粧品の案件を担当した際には、クライアントが抱える数ある課題を整理し、ご提案したプランの成果をご評価いただき、アップセルに繋げました。
業務を通じ、広告業界におけるフェズのポジショニング確立を目指しています。伸びしろのあるフェズがプレゼンスを発揮するためにも、広告運用のナレッジを貯め、クライアントの課題解決の質をあげることも、私自身のミッションです。
やりがいを感じるポイントはどこですか?
西上
「Urumo Ads」では、YouTubeやGoogle Ads、Facebook、Yahoo!広告をはじめ多くのメディアプラットフォームと連携しています。それらのプラットフォーマーの仕様等を知ることにやりがいを感じます。例えば、「これを動かしたら、この数値が変わってくるんだ」という発見をするのがとても楽しいですね。知識が増えていくほどに、クライアントへの提案の幅も広がり自分の存在価値も上がるところに喜びを感じるんです。
システマチックな媒体ナレッジを自分の中に蓄積していき、「歩くWeb広告の辞書」的ポジションを確立したいと思っています。
片田
複数の代理店とお取引をしているクライアントから「フェズが一番信頼できる」という言葉をいただいた上、追加のご発注もいただき、当初予定よりも大きなプロジェクトになりました。
チームが一丸となり、真摯に向き合ってきた結果だと感じ嬉しかったですね。
私自身、能動的にクライアントの手間を省けるよう、コミュニケーションを行ってきましたし、プランニングチームのおかげで正しい情報を適切に提供できました。求められている以上の価値を提供できたことや、スピード感と正確さをご評価いただいたと考えています。
仕事をする上でスイッチが入った瞬間はありますか?
片田
私はフェズに入社して3年目なのですが、スイッチが入った瞬間は沢山ありましたね。1つレベルをあげるために何を補うべきかを考え、そのポイントを見つけられたときや、スキルを習得できたとき等にスイッチが入りました。
例えば、入社当初は営業未経験。アポイントの取り方をはじめ、わからないこと・できないことばかりでしたが、身についた実感があった瞬間にスイッチが入りました。
できるようになったことに対しては、もっと伸ばすにはどうしたらいいかを考え、周りの人を観察し吸収していきました。そうすると、自分のスキルがアップデートされ、受注できる額もだんだん大きくなっていきました。1つひとつ攻略していくようなイメージで業務に臨んでいます。
西上
上期の目標設定を行う際に、自分がGMであることを自覚し、スイッチが入りました。
今までは、上司である部長やGMから自身の目標に対してアドバイスをもらっていましたが、今回初めて統合プランニンググループとしての目標を決める立場に。
チームの目標を議論しながら決めている時間や、チームの目標をメンバー個人の目標に落とし込んでいく過程で、自分のミッションの変化を強く感じました。
私のキャリアにおいてチームリーダーの経験はあるものの、マネージメントは初めてなんです。チームリーダーは案件における責任者であるため、現場や案件にフォーカスしがちです。山で例えると木を見ているようなイメージです。しかし、GMは山全体を見る必要があり、視野が広がったのは大きな変化ですね。
新規案件の受注にあたっても、会社としての収益性やリソース等も踏まえた判断をするようになりました。
お客様にとって「Urumo Ads」をどんなソリューションにしていきたいですか?
西上
「購買データの活用といえば『Urumo Ads』」と想起される存在にしていきたいです。
デジタルマーケティングに関して数えきれないほどたくさんのサービスが展開されている今、お客様から選ばれるためには「知ってるサービス」「安心できるサービス」「進行が楽なサービス」のどれかに入る必要があると思うんです。業界内での「Urumo Ads」のプレゼンスを高めていきたいですね。
片田
クライアントにとって、「Urumo Ads」が選択肢の一つとして常に想起してもらえるソリューションにしていきたいです。
ここ3年の変化として、「リテールメディア」というキーワードの浸透を感じます。ある程度のイメージを持ってお話を聞いてくださるクライアントが増え、売上データに紐づけて施策の結果や効果が判断できる「Urumo Ads」のようなソリューションへのニーズも感じます。
ただ、実施判断を迷われることもあるので、クライアントが納得して投資したいと思えるプロジェクトにするためにも、活用事例を増やしていきたいですね。「Urumo Ads」を活用することで何が得られるのか、具体的にイメージしていただくことが重要だと考えています。
新任GMとしての2024年の意気込みを教えてください。
片田
上手くいっているときはもちろん、万が一苦しいときが来ても立ち続けられるような、克己心を持ったチームにしたいと思っています。
営業の業務は、目標に対する責任も大きいため、時にはプレッシャーに負けそうになるときもあると思います。そういう時に、もちろん投げ出すのは良くないですが、できないこと=だめなことだと捉えず、チーム内で補完しあえるスタンスが理想です。
そのためにも、チーム内のコミュニケーションは更に意識していきたいです。私が伝える言葉が、メンバーの考え方や行動のエッセンスになっていくと思いますし、逆に私もメンバーから学ぶことが多くあるので、相互波及していけたらと思っています。
2024年、チームがどういう色になっていくか私自身も楽しみです。
西上
メンバーが評価してもらえるようなチームをつくりたいです。
メンバーの頑張りを数値的に評価し、グレードをあげていくことがGMとしてのミッションだと考えています。そのためにも、メンバーの得意・不得意を把握し、得意領域を伸ばしてあげたい。それが評価につながる最短ルートだと思うからです。
理想のチーム像は、属人的になっていないチーム。自分だけで案件を抱えてしまうと周りにヘルプを求めづらくなりますよね。メンバーの働きやすさに直結すると思うので、メンバーの案件や動きの把握に力をいれていきたいですね。
加えて、統合プランニンググループの社内プレゼンスの向上にも取り組みたいです。
広告運用を担当していることは知られていますが、具体的にどんな作業をどこまでやっているか、他部署の人たちにも知ってもらうことで連携しやすくなり、サービス品質向上にも繋げられると思うんです。
2024年は「統合プランニンググループって、実はここまで頑張ってるんだよ!」をアピールしていきます。