みなさんこんにちは。
広報部の楊です。
2023年4月、フェズには3名の新卒社員が入社しました!
社会人としてのファーストキャリアを過ごす場所として、フェズを選んでくれた喜びと責任を感じます。
今回は、フェズ社員一同入社を心待ちにしていた新卒の3名に、入社の決め手や入社後のあれこれを聞いてみました。
新卒メンバーのこれまで
(楊)みんなのこれまでを教えてください。
(野末)私は大分県出身です。大学は大分にある立命館アジア太平洋大学で経営学を専攻していました。その後、福岡大学の大学院に進学し、データサイエンスを学びました。
大学を選んだ理由は、家から近かったことと、留学生の多い環境に惹かれたからです。
入学する前、カナダのバンクーバー島に2カ月半短期留学していました。在学生の8割以上がカナダ以外の国籍で、多様な人が集まる環境の楽しさに魅了されました。
(楊)素敵な環境だね!経営専攻からデータサイエンスを選んだきっかけはあるの?
(野末)ビットコインが話題になり始めた頃、データを使った予測モデルが当たったんですよ!後から、偶然だったことに気づいたのですが、分析法をもっと勉強すれば一生遊んで暮らせるんじゃないかと思って。笑
(楊)偶然でも人生を変えるできごとだったんだね!小川さんはどう?
(小川)出身は愛知県で、大学は宮城県にある東北大学です。化学専攻で大学院に進みました。本当はデータを扱ってみたくて情報系の学科に行きたかったのですが、点数が足りなかったんです。
(楊)なんでデータ系に興味があったの?
(小川)ワクワクするようなプロダクトや面白いサービスは、ITによるものが多い印象でした。シンプルにデータに関わる仕事が一番面白そうだと感じたんです。
(楊)恒次さんは?
(恒次)岡山県出身で、京都大学にて理学部物理学を専攻し、「せいめい望遠鏡」という東アジア最大の望遠鏡づくりに携わっていました。大学院は東京大学の天文学専攻へ進み、望遠鏡を使って数億光年以上遠くにある星の研究をしました。
(楊)どうして天文学を選んだの?
(恒次)もともとは音楽が大好きで、音楽の道に進むことも考えたものの、先が見えず諦めました。高校もトランペットの実績で入学し、全国大会に毎年出場するような環境のなかでひたすら部活に打ち込んでいたので、受験生なのに大学について何も知らなかったんです。
改めて自分の好きなことを考えた時に、数学とか物理が好きなことに気づき、学部の名前がわかりやすいという理由で専攻を決めました。
出身がすごく田舎なので、星がとても綺麗に見えるんですよね。実は私、一浪しているんですが、その理由が、センター試験前にオリジナルの望遠鏡を作ることに夢中になってしまったからなんです。
(楊)え!望遠鏡を自分で作ってたの?
(恒次)ホームセンターに”塩ビパイプ”ってあるじゃないですか。そこにレンズを付けて作るんですけど。レンズは近所の眼鏡屋さんに、使わない検査用のものを譲ってもらいました。
(楊)みんな個性的すぎる・・・。そんな3人がなぜフェズに?
なぜ、フェズに?!
(楊)フェズを知ったきっかけと入社の決め手を教えてください。
(野末)就活サイトでフェズを知りました。
何社か面接してみたんですが、研究が専門的すぎるのか、話す内容が噛み合わないと感じていました。
そんなとき、当時のフェズから届いたメッセージが印象的で、ここなら分かってくれるかもしれないと思い面接に参加しました。
そうしたら、当初30分だった予定が延長になるほど盛り上がったんです。面接官だったデータサイエンティストの方が、聞いてほしかったことばかり聞いてくれて、これは楽しいぞと思いフェズに決めました。
(楊)印象的だったメッセージってどんな内容だったの?
(野末)一番響いたのが、データサイエンス×リテール領域のポジションだという点です。
経営学を学ぶ際に、各業界の事業の流れや傾向に触れていたのですが、リテール業界は関わっている人が多すぎてDXの推進が難しいことを知っていました。
加えて、私はもともと人との関わり合いをデータで分析することに興味があったものの、仕事にするのは難しいと思っていました。
そんなときに、たくさんの人が関わるリテール業界におけるデータ分析が叶うというメッセージを見て、とても惹かれました。
(楊)そんなにマッチしていたとは!恒次さんの入社の決め手は?
(恒次)私の決め手も野末くんと似ています。
まずフェズの面接を受けたきっかけは、やはりもらったメッセージがテンプレートではなく、自分のプロフィールをしっかり見ていないと書けない内容だったことですね。
また、面接自体も同じく話したいことが話せたことで興味を持ちました。
その後2ヶ月ほどインターンに参加し、データサイエンティストの方と接していく中で、アカデミアにいてもおかしくないレベルでサイエンスに向き合う方が、ビジネスの世界でも活躍していることに惹かれて入社を決意しました。
(楊)入社を決めるまでに印象的だったエピソードはある?
(恒次)フェズの方は、自分の専門領域に責任を持っており、専門外のことでも曖昧にしない姿勢が印象的でした。
例えば、面接のときに、専門的な話をするとどうしても分からないことって出てくると思うんです。フェズの人事の方は分からないことに対して適当に相槌を打ったり答えたりせず、「それは、私ではわからないので専門のメンバーにつなぎますね」と対応してくださいました。
フェズの社員のみなさんは、会社全体を把握した上で、自分や他の方の専門性を理解し連携を取っているイメージがあります。
(楊)小川さんがフェズを知ったきっかけと入社の決め手は?
(小川)きっかけは新卒向けの就活エージェント経由です。一人ずつメンターがついて就活の軸にそって企業を紹介してくれるんです。
私の軸は、「10年以内に自分のプロダクトを世に出せるスキルが身につくこと」、「個人の利益よりも世の中のために全力で取り組んでいる社員がいること」の2つです。この軸にマッチする企業として最初に紹介されたのがフェズでした。
フェズのブログ記事が面白くて、紹介を受けたその日に全部読み切ってしまったんですよ。こんなにハマる企業なら受けるしかない!と思い選考に参加し、内定をいただきました。
(楊)ブログ記事が面白いって言ってもらえて嬉しいよ!でもよく決心できたね。
(小川)背中を押してくれたのは2冊の本でした。「アフターデジタル - オフラインのない時代に生き残る - 」(藤井 保文氏・尾原 和啓氏共著)を読んでフェズが成し遂げたい世界観がクリアになり、「渋谷ではたらく社長の告白」(藤田 晋氏著)がベンチャーへ飛び込む恐怖を打破してくれましたね。
特に藤田社長がサイバーエージェントを創り上げる軌跡に感化されました。友人にも本を配って感想を求めたところ、「こういう人生を歩みたい!」と思った自分とは異なる反応が返ってきました。友人と感覚が異なっていることが分かったからこそ、自分が挑戦しなくてはいけない、と覚悟が決まりました。
入社後のフェズの印象
(楊)入社して一週間ですが、フェズの印象は変わりましたか?
(野末)入社前に十分なコミュニケーションが取れていたからか、ギャップはなかったですね。
強いて言うなら、私の友達から聞いていた一般的な社内研修とフェズの研修が違ったことですね。
座学だけでなく、実際の社内課題、且つ新卒1年目にとってちょうどいいテーマに取り組ませてもらっています。困ったことがあればフォローやフィードバックがもらえ、想像以上に物事の進みが早い環境です。
(小川)働かされている感じの人がいなくて、自ら能動的に楽しんで働いてる人が多い印象です。部活に似たポジティブな雰囲気を感じています。
自分も仕事を楽しむことを意識し過ごしていますが、実は、最初の3日間とても辛かったんです。就活に時間をかけ、数ある企業の中から悩み抜いて決めたこともあり、とにかく結果を出すことへの焦りがありました。そんな中、1つのプロダクトを理解するにも精一杯である自分に落ち込み、早くも自信を喪失しかけていました。
(楊)環境も大きく変化しているしね。どうやって立ち直ったの?
(小川)ありがたいことに、先輩方が話しかけてくれたり、飲みに連れ出してくれたりしたので、悩みを聞いてもらうことで軌道修正できました。
最初の3日は気持ちが空回りしていたので、同期の2人にも迷惑をかけてしまったんじゃないかと思っています。
(野末)本気になるのって意外と難しいと思いますし、“熱”って誰にでも出せるものじゃないから、小川くんの良いところだと思っています。
楽しく仕事するのも大事ですけど、相手のモチベーションを適切に保ってくれる小川くんを見て、勉強になりました。
(恒次)それは本当にそうですね。
今まで、私の周りには自分と似たようなタイプの人が多かったのですが、せっかく研究者ではなくビジネスの世界に身を置いたので、色んな人と関わりたいと思っていました。
同期の2人はまさに自分とは異なるタイプ。この仲間とどうやったら上手くプロジェクトを進められるか、いい関係を築けるか考えながら過ごしていますが、想像していたよりも楽しいです。
今後の目標
(楊)まだ入社1週間だけど、同期との絆が芽生え始めているね!そんな3人の目標を教えてください。
(恒次)「楽しく働き続ける」です。
技術面では、データサイエンティストとして仕事を任せてもらえるよう、経験を積んでいきたいです。専門領域に責任を持って努力していきます。
ただ、いくら能力が高くても、好きでやっている人には敵わないと思っていますので、フェズの方々を理解し、フェズを好きになっていきたいです。
(小川)「フェズで価値を出す」ことです。
少し抽象的かもしれませんが、自分が世の中に対して価値を生める人になり、フェズの売上に繋がる貢献をしたいです。
そのために、まずは社内で「これだけは誰にも負けないぞ」という武器を見つけ、磨いていきたいですね。
(野末)技術的な面を恒常的に高めていくことは大前提の目標です。
それ以外であえて言うなら、早くいじってもらえるようになったらいいな。
(恒次)昨日さっそく伊丹さんにいじられてたよね笑
みんな笑ってたよ。
(楊)野末さんがいじられキャラとして開花する日はきっと近い!笑
最後に一言ずつメッセージをお願いします!
フェズメンバーへ一言
(恒次)とにかくよろしくお願いします!
結構色々回り道しているので、新卒としては年齢が上なのですが、ひよっこだと思ってどんどん話しかけてほしいです。
(小川)「そうへい」って呼んでください!
部活(フットサル)で指導者をやっていたとき、関係性の質を高めていくと結果がついてくる「成功の循環モデル」を大切にしていました。その1つとして、名前の呼び方がとても重要だと考えています。
フェズの先輩方はニックネームや下の名前で呼び合っているので、ぜひ「そうへい」って呼んでほしいです。
(野末)データサイエンティストとして役に立っていきたいです!よろしくお願いします。
あと・・・、いじってください。笑
小川さん、恒次さん、野末さん、ありがとうございました!
個性的且つ優秀な3名がフェズの仲間となり、今後がとても楽しみです!
一緒にフェズを盛り上げていきましょう!