4月。フェズには、今年も新卒新入社員が入りました。
今回は彼らの紹介、、、ではなく、新卒2年目を迎えたデジタルビジネスプロデュース部の小林(写真左)と久野(写真右)に、1年の振り返りや2年目の目標、後輩へのアドバイスを聞いてみました!
フェズに入社した決め手を教えて下さい。
久野:
一番面白そうで、一番クレイジーな会社だと思って入社を決めました。
僕は就活で140社ぐらい受けて、最後に出会った会社がフェズなんですよ。その中で、一番フェズが魅力的でした。
当時は、正直なところフェズが何をやってる会社かよく分かりませんでした。ただ、面接で林さん(前 人事部長)が、ものすごい自信を持って語っているのを見て、「こんなに熱量もって語れる会社ってどんなところなの!」と強く興味をひかれたんです。
内定を頂いてから、オフィスに行ったときは、1日に10人と1on1をしたり、1時間半も取締役COOの赤尾さんとマンツーマンで小売業界について語り合う時間があったり。ものすごい熱量を感じました。いち学生に対して、これほど手厚くサポートしてくれる面白い企業は他にないと思い、入社を決めました。
小林:
入社理由は2つあります。1つが会社のフェーズ、もう1つは人です。
大学生時代、フェズよりももっと小さい規模のスタートアップで、社長直下の業務委託として働いていました。WEBマーケの深い知識や様々な知見を得ることができすごく成長できたのですが、上長が社長しかいなかったため、属人的になりがちでした。
キャリアとして次のステップに進むために、いろんな人から幅広い知識を学べて、組織の中で働く実感も得られるような規模の上場に近いフェーズの企業を希望しており、フェズがマッチしました。
もう1つは、面接中にフィードバックを沢山いただけたことです。まだ入社するか分からない学生に対して、丁寧にフィードバックをくださり、個の成長に寄り添ってくれる会社だなと感じ、とても惹かれました。
フェズのいいところ、好きな所はどこですか?
久野:
人の多様性です。フェズには約130名いますが、20代から50代まで幅広いメンバーが集まっています。IT系のベンチャー企業では珍しいですよね。
加えて、出身企業や業界もさまざまです。僕が参加しているトライアスロン部の活動をきっかけに、他部署の先輩と話すことがあるのですが、小売業界の経験があるからこそ分かる話とか、深い知見があるからこそ持てる意見を聞けるのはとても面白いです。
経験に裏付けされた専門性の高い情報をキャッチアップできる素晴らしい環境だと思います。多様なメンバーが集まるフェズが好きです。
小林:
自分の知ってる知識を還元しようという意識がすごいですよね。何か聞いたら絶対に詳しく答えてくれますし、自分のナレッジを惜しげもなくインプットしてくれるのがすごくありがたいです。
地元が一緒の先輩から、メーカーや小売業界の知識を教えていただきました。自分が携わっている領域と異なる人にインプットしてくださる姿勢が、すごく魅力的だと思います。
新卒入社1年目に立てていた目標はありますか?
久野:
目標とまではいかないのですが、「迷ったらおもろい方向を選ぶ」というスタンスは意識していました。
会社に入ったら色々苦労するだろうけど、何か選択肢があったときは、より難しくワクワクする方を選んでいこう、という意気込みで入社しましたね。
小林:
「〇〇と言えば小林」といった、キャッチフレーズになる武器を持ちたいと思っていました。僭越ながら、「D2Cの広告運用なら小林」という評価は得られたのではないかなと感じています。次は得意領域を横に広げ、いろんな視点を持つことに挑戦したいです。
この1年を振り返って、一言でいうとどんな年でしたか?
久野:
「激動」です。
初めて地元である愛知から出たという環境的な変化もありましたし、社会人として責任をもつという内面的な変化もありますね。
この1年は、たくさんミスをしました。上司やチームの先輩方と何回も話をさせていただき、改善方法や心の持ちようについてアドバイスをもらいました。新人はできないことが当たり前。その上で失敗から何を学ぶか、何を改善するかが大事だということを教わった1年でした。
小林:
僕は「前進」ですね。
2回ほど大きな壁にぶつかり、どうにか乗り越えた1年でした。
まず4月。正式に入社する前にインターンとして業務に携わっていたこともあり、入社3日目で広告案件を受注しました。すごく嬉しかったのですが、担当の方がWeb広告に詳しい方だったため、自分の知識では全く歯が立たず。自信を失いながらも、6月まで先輩がつきっきりで教えてくださったこともあり、この1年でお客様の信頼を得ることができました!
これは、大きな前進だと思っています。
2つ目の壁は結構最近の話です。少し大きい案件に関わっているのですが、部署異動で関わるメンバーが変わりました。
これまでは、ひとりで仕事をすることが多かったんですが、今は色んな人を巻き込みながら仕事をする必要があります。多くの人を動かし成果を出した経験がなかったので、やり方を学び前進したことは大きな財産となりました。
この1年で一番成長したことは?
小林:
論理性です。
学生時代は、割とふわっと感覚的に喋っていたんですけど、社会人になってからは筋道を立てて話せるようになったかなと思っています。1年前と比べたら、目的や、理由を分かりやすく伝える意識がついたんじゃないでしょうか。
久野:
コミュニケーション能力は少し上がったかなと思います。
大学生の時は水泳部で、「速いやつが正義」という世界で生きてきて、割と自由に過ごしてきたんです。社会人になって、社内外で責任や利害が伴うことを学び、相手の発言を深く考えるようになりました。
一番うれしかったことは?
小林:
入社3日目に受注したお客様は、本当に知識が豊富でその分厳しい方なんです。その方から、最近「小林さんでも獲得できなかったらもう無理だと思ってるんで」と言ってもらえたことが、一番嬉しかったことです。
毎日時間を見つけては、媒体をチェックしたり競合の事例を調べたり、商品の理解にも努めました。1日中その案件のことばかり考えていましたし、何回もトライ&エラーを繰り返したので、成果や信頼として返ってきたのは嬉しいですね。
久野:
失敗をしたとき、沢山の方に励ましてもらったことが印象に残っています。声をかけていただくのはもちろん、ご飯に連れて行っていただいたりもしました。
特に印象的だったのは、とても落ち込んでいる僕に対して赤尾さんからいただいた言葉。「まだまだ若いから、一個のミスぐらいでへこたれてはいけない。戦ってるレイヤーが今までの人生と違うんだから今までの価値観で行動してはだめ。」抽象的かもしれませんが、すごく腑に落ちたんです。
ミスしたことは猛省していますが、失敗した人に対して温かい心配りをしてくださる方が多くとても嬉しかったですし、「前を向こう」と思えました。
今年入社する新卒メンバー(後輩)へアドバイスはありますか?
小林:
「まず考えろ、分からなかったらすぐ聞け」ですね!
みなさんとても忙しいので、事前の勉強なしに質問するのは失礼だと思います。まず自分なりの考えを持った上で聞くことが大切。自分で考えないと、正解とのギャップが分からないので、ただ答えをもらうだけでは、自分のものにならないし成長しません。
ただ、社内にプロフェッショナルが沢山いるので、何分も一人で悩むことは不要です。僕は5〜10分調べたり考えたりして分からなかったら、聞きに行っています。物事を前に進められた人が偉いと思っているので、早く聞いて解決し、その分早く前に進めるほうが大事です。
久野:
小林くんにすごく良いことを言われてしまいました。笑
それ以外のことで言うと、「いろんな人とご飯に行きましょう!」ですね。
新卒一年目というのは武器だと思います。誘ったら必ずご飯に連れて行ってもらえますし、いろんなことを教えてもらえます。部署外の先輩と仲良くなると、困ったことがあるときに、誰に何を聞けばいいかが分かるし、助けてもらえるので大事です。
僕自身、割と頑張ったと思いますが、まだまだ交流できていない方もいらっしゃるので、一緒にご飯いきましょう!
最後に、2年目の目標を教えてください。
小林:
自分の影響範囲を広げていきたいです。
結果が出てる人はやはり存在感も増しますし、ものごとの発信力や実現率があがると思っています。そのために、まずは結果としての数字を出していきながら、自分自身の考えを発信していくことにもチャレンジしたいです。
MVP受賞のインタビュー記事で、(石川)健翔さんが話していたことに思いっきり影響を受けているんですけどね。笑
実際に、健翔さんは結果を出し発信をして、会社を動かしていると感じます。僕は気持ちで人を動かすタイプではないので、また違う方向性で影響力をだせたらいいなと思っています。
久野:
だれにも負けない専門領域を作りたいです。
一年目の業務範囲としては、かなり広い業務を担当させていただいた1年でした。その中で見えてきた得意な領域をより深く極めていきたいと思っています。
まだ1年しか働いていないので、また変化があると思いますが、データ等の客観的なものを分析するのが得意です。苦手分野を潰すことも考えましたが、先輩とご飯にいったとき「会社全体を俯瞰して、いい方向に進むかを考えることが大事」とアドバイスをいただきました。得意分野においてスペシャリストを目指すほうが、会社全体にとっても自分にとってもプラスになるのではないかと考えています。
お話を聞く中で、お二人が新しい経験を通して、自分と向き合いたくさんの学びを得られたことが伝わってきました!2年目も益々の活躍と進化が楽しみです。
久野さん、小林さん、ありがとうございました!