こんにちは。広報の佐藤です。
先日開催された7期目を締めくくる全社会にて、2022年度のMVP受賞者が発表されました。
2017年より続くAward文化ですが、2022年度は部門ごとにメンバー投票を行い、5名のMVPを選出。
今回は、MVP受賞者や受賞ポイントを紹介しつつ、彼らと共に2022年を振り返ります!
ISS本部 石川健翔
Q:2022年を1文字で表すと?
石川:「信」ですね。
2022年は、成果に自信が持てない時期が長かった中で、「自信を持てるプロセス」に注力しようと思って進んできました。
自信を持てるプロセスとは、納得感。
「ここまでやったらもうしょうがない。やりきった。」と言えるまでアクションしました。
事前準備の徹底や、営業局面でクライアントに話す内容、日常の活動にもこだわり日々改善していくと自信が持てますし、自信はお客さんにも伝わると実感しました。
さらに、先輩や上司から「やっていることは間違っていないから信じてやり続けよう」と常に声をかけていただき、自分を信じるだけでなく、その言葉やチームも信じてやり抜きました。更に、プロダクト理解も深くなり、Urumo Adsというソリューション自体を信じて突き進んだことで、結果がついてきたと考えています。
Q:他のMVP受賞者から見た石川さんのここがすごい!ポイントは?
荒木:いろんな人から指導を受けている場面をよく見かけるけど、着々と吸収して営業に活かしていることがすごい!
難波:素直で吸収力が高いのがすごい!中には相性が悪い人もいるはずだけど、どんな人からも吸収できていると感じます。
爲貝:他者からのフィードバックは素直に受けつつ、譲れない軸や自分の意見を持って発言できるのがすごい!
小池:人まねと言語化がすごい!営業だけでなく、プランナーの業務を理解したり、どう依頼をすれば上手くいくかまで意識されている印象。人の仕事をよく見ているし言語化できていると思います。
Q:フィードバックの活かし方で意識していることは?
石川:一緒に仕事をする方の良い部分を見ることは意識していますね。
以前は、皆さんの全てを良いところと捉え吸収しようとしていましたが、ある程度出来ることが増えてくると、真似したい部分、反面教師にする部分も冷静に見えてきました。
今は、より何を学ぶべきか整理でき、吸収する質も良くなっている感覚があります。
Q:今期の意気込みを教えてください
石川:自分の影響範囲をより広げていきたいです。
2022年は自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、2023年は成果での貢献を大前提にしつつ、事業や会社を前に進めるための影響範囲を広げていきます。
デジタルマーケティング部 爲貝結
Q:2022年を1文字で表すと?
爲貝:「支」です。
自分が支えるのではなく、色んな方に支えてもらった1年でした。メンバーの退職や案件の喪失などで一喜一憂し、責任を感じすぎて自分の首を締めてしまうことも多くありました。
そんな中声をかけてくださった社内の方のおかげで、自分一人だけでやろうとすると逆に迷惑をかけてしまうことが分かりましたし、周りと信頼関係を築くきっかけになりました。
クライアントからも厳しいフィードバックを受けたこともありましたが、大きな期待をかけていただいたからこそだと、今なら分かります。お客様にも支えられていた1年でしたね。
Q:他のMVP受賞者から見た爲貝さんのここがすごい!ポイントは?
荒木:仕事では直接関わらないですが、傍から見てても一生懸命さが伝わってくるのがすごい!
小池:仕事にいい意味でこだわりがなく、成果を出すためにやるべきことへまっすぐ向かう姿勢、今自分が出来ないことだとしても学び、巻き取る姿勢がすごい!
難波:誰もやらないことを「やります!」と先導できるのがすごい。責任感が強く喜怒哀楽が分かりやすい性格が爲貝さんの好きなところです。
石川:やり抜くために自分主体で進められるところがすごい。やるならとことんやる!という姿勢で巻き込むべき人を巻き込めるのはさすがです。
Q:率先するために意識していることや原動力は?
爲貝:誰かがやらないと、他の人が3倍、4倍苦しむのであればここで自分がやろう!という意識を持っています。そういう意識で動いていると、逆に人から助けていただけることが増えたのは嬉しい点です。
また、私の場合、「できない自分」や、「悔しい気持ち」がエンジンになりますね。中学校時代に習っていたスイミングを辞めたとき、当時のコーチから「センスはなかったけど、練習に毎日通ったのはすごいね」と言われたことがありました。そのときに、怒られもせず、興味を持たれないことは、すごく悔しいと強く感じたことを覚えています。
そこから、怒ってもらえること、フィードバックを貰えることは、期待してもらえてることなんだなと思えるようになりました。
Q:今期の意気込みを教えてください
爲貝:自分の成長だけでなく、会社の成長にコミットしたいです。
私はまだ「会社のために自分ができること」という視点がなく、「自分が足りていない分成長する」という意識でしか働けていないので、まずは最速で自分の領域を広げ、会社の中で私は何が出来るんだろうという視点を持って貢献していきたいです。
コーポレート本部 難波美帆
Q:2022年を1文字で表すと?
難波:「築」です。
現在は、経理ツールとしてfreeeを導入していますが、2022年の期初は異なるツールを使用していました。freeeに移行してから1年かけて、新しい稟議文化を根付かせるための仕組みやルールを築いてきた1年間でした。
新上長への研修や、日々のリマインド、人によっては個別指導を行うことで、必要な作業を正しい人に渡していくことができ、やっと「盤石な経理」の土台に立てたと感じています。
全社的な導入に際しては、各役割に対する意識改革や社員への新ルールの伝達、そして社員が正しく作業できるまでに大きなハードルがありましたね。
伝達事項が右から左に流れていくことを防ぐために、伝え方は色々工夫していました。まずは意識だけでも留めてもらうために動画活用に挑戦してみたり、スラックでの通知をくすっと笑える内容から始めてみたり。
あとは実際の作業に対する誤りや問いに対して、とにかく諦めず向き合い続けました。
Q:他のMVP受賞者から見た難波さんのここがすごい!ポイントは?
爲貝:ここまでやってくださるんだ!と思うほどコミットレベルがすごい!本来であれば事業側で解決すべきことも一緒に考えてくださいます。
小池:誰かがやらないと成果にならないという場面で、待ちのスタンスではなく自ら取りに行く姿勢がすごい。Urumo Shopperはローンチしたばかりで請求フローもイレギュラーが多い中、フォローしたり新しいルールを考えなきゃいけないフェーズなのですごく助かっています。
荒木:塩梅が素晴らしいです。経理というと、一般的に事務的な対応で現場と喧嘩しちゃうイメージがありますが、依頼の仕方や対応が丁寧で助かっています。
石川:仕事がすごく丁寧ですごく速いです。一度経理処理の不明点を、遅い時間に経理の別の担当者宛に質問したことがあったのですが、横から難波さんがパンっと返してくださって。「この場合は〇〇」という回答だけでなく、「もし分からなければ✕✕」といったところまで教えてくださって本当に助かりました。
Q:自身の業務の枠を超えた対応に関して意識していることは?
難波:最終的には自分に関わることですし、依頼前後でスムーズに対応できるよう、出来る限りのことはしてあげたいと思って準備しています。
また、事務処理だけをする経理スタイルを知らないってこともありますね。前職以前では店長という立場から全体を見渡したり、他ベンチャーでは営業以外の業務を1人で担っていたことも。入社当初のフェズもそうでしたが、明確に業務領域を区切ったことがなかったので、意識の面では過去の経験が役に立っていると思います。
Q:今期の意気込みを教えてください
難波:全社に対しては、会社としてあるべき姿を体現するために、ルールを作るだけではなく、みなさんが理解して実践できるように浸透施策を打っていきたいです。
部内に対しては、月次を締めるだけでもいっぱいいっぱいになっているため、効率化可能な仕組みをつくり、メンバーがもっと業務に費やせる時間を確保できるように頑張っていきたいです。
開発本部 小池悠太
Q:2022年を1文字で表すと?
小池:「作」です。
エンジニアでもないビジネス職の自分ですが、1年間プロダクトマネージャー(PdM)を経験し、やっとプロダクト側の思考がついてきて、エンジニアと一定の会話ができるようになったと感じています。
2022年一番チャレンジングだったのは、PdMとしてどこまでを自分が決めたらいいかの判断です。手段のプロに手段を依頼してしまうこと、例えば、野球選手にこう打ったほうがいいよ、と指示してしまうようなことが、エンジニアとの会話で起きやすいと思っています。専門性が分かりにくく複雑だったので自分が判断するべき範囲を把握することが難しかったのですが、自分が実行したことに対するエンジニアのフィードバックや反応を基に改善し続けた結果、分かるようになってきました。
Q:他のMVP受賞者から見た小池さんのここがすごい!ポイントは?
荒木:頭がいいだけではない魅力がありますね。様々なスタイルの方からも好かれているのがすごい。グイグイ進めていく中でも、小池さん自身に魅力があるから上手く進められていると思います。
難波:フェズ愛がすごい。人に対しても情にあつく、色んな人の歓送迎会を主催している姿をよく見ます。また、役職や立場関係なく、小池さん自身のままで率直に意見を伝えられるのがすごいですね。的を得た発言だから怒られないし、本当にだめな内容や失礼な言い方はしないので、そこの選別ができていると思います。
石川:正しいことを正しくやることへのグリット力がすごい。自分の影響範囲を広げていきたいという想いがあるのではないでしょうか。あとは、意外と恥ずかしがり屋さんですね。笑
爲貝:「小池すごい」と言われ続けているのがすごい。正直、直接業務で関わらないので、小池さんのすごさは体感では分からないのですが、「すごい」と評判になると周囲からの見方やハードルが上がるはず。それでもずっと期待を超え続けている事自体がすごいと感じます。
Q:フィードバックの贈り方や対人関係において意識していることは?
実は、意識できているわけではないですね。中学生ぐらいから口が悪いと言われていて、そろそろ直さないと、とは思っています。ただ、やはり本当に怒られたことはなく、「いい意味で毒舌だよね」と言われる部分はポジティブに捉えています。
また、「鈍感力」を体現しようとトライしています。議論に勝ってもビジネスとしては前に進まない場面や、相手が議論好きなクライアントである場合、且つビジネス的に損にならない場面等で、争うべきなのか、今はあえて引いたほうがいいのでは、と考えるようにしています。
Q:今期の意気込みを教えてください
コンサルティング営業からプロダクト営業への転換にチャレンジしたいです。
プロダクト営業の対義はコンサルティング営業だと思っています。現在のようにクライアント毎にカスタマイズしたサービスを提供し続けるのは収益性の観点から現実的ではありません。。
組織として、決まったルールの中で売ることを意識していくべきです。
2022年は、Urumo Shopperを「作る」部分の基盤が安定したので、2023年度は数字をつくるためにリソースを割いていきます。そして、みんなを巻き込み、「プロダクト営業」に変えていきたいですね。
リテールDX部 荒木隆之
Q:2022年を1文字で表すと?
荒木:「耐」です。
この1年はデータ利活用のモデルを広げてきた年でした。
広げるだけでなく、安定した運用を実現させるためには、色んな課題がありました。難局に耐え、落ち着かせることに注力した1年でしたね。
Q:他のMVP受賞者から見た荒木さんのここがすごい!ポイントは?
爲貝:クライアントから難しい要望を受けても、整理しながら淡々とこなしている姿がすごい!
小池:荒木さんと一緒に働いていて楽しいですし、クライアントも楽しそうなのがすごい!また、人に対する立ち回りがすごいです。新卒の僕と働いていても下手にでてくださるし、悩みはあると思いますが、最終的な結論はいつも前向きなので、プロジェクトは絶対前に進めてくださる。社内外問わず荒木さんと一緒に働くと前向きにいられると思います。
難波:常に飄々としていらっしゃるのがすごい。また、業務のやりとりをするときも、ちょっとしたユーモアを交えてくださって楽しい気分にさせてくれるおちゃめなところがかわいいです。
石川:「心は熱く、頭は冷静に」を体現されているのがすごい。難易度的にもかなりハードルが高いことをされているので、前に進めるためのプレッシャーや、時には感情的になるような場面もきっとある中で、冷静に進められているところがすごいですね。
Q:感情のコントロールや対人関係で意識していることは?
意外と感情的になることもありますよ。笑
処理の仕方は企業秘密ですが、詳細を知りたい人はランチや飲みにでも行きましょう!
対人関係については、意識していることもあれば無意識な部分も多いと思いますが、相手が何を考えているんだろう、とよく考えており、人間観察が好きなんです。
そのおかげか、相手がやってほしいことに気づき、実行するのが得意ですね。調整ごとを担う役回りも長年経験しているので、経験を重ねて身についたこともあるのではないかな。
Q:今期の意気込みを教えてください
2023年は攻めます!
社内外の様々な方にご支援いただき、2022年は部門としてのカタチが見えてきました。しかし、全社的にみるとまだまだ不安定。リテール部のレベルアップに向けて、もう一歩踏み込み、前に出ていく姿勢で進んでいきます!
受賞者のみなさん、お話ありがとうございました!!
皆さんの2022年はどんな年でしたか?
12月も残りわずかですが、最後までやり抜いていきましょう!
フェズでは、リテール業界の未来を一緒に創っていく仲間を募集中です!
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