【エンジニア採用】開発本部 開発基盤部長/三井 聡哉(2021年7月入社)

【エンジニア採用】開発本部 開発基盤部長/三井 聡哉(2021年7月入社)
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これまでのキャリアを教えてください。

2008年に新卒でTIS株式会社というSIerに入社し、4年ほどインフラエンジニアを経験しました。
その後、エンジニアとしてもっと成長したいと思い、2012年に株式会社サイバーエージェントへ転職。ブログサービスやゲーム、コミュニティ系のサービス等に約6年携わらせていただきました。当初インフラエンジニアとして業務を行っていましたが、途中からSRE(Site Reliability Engineering)の概念も入ってきました。その後、株式会社ビズリーチ等でSREとして経験を重ね、フェズに移りました。


フェズへの入社理由は?

転職媒体経由で、スカウトメールが送られてきた際のタイトル「一人目のSREになりませんか?」が僕にとって殺し文句でしたね(笑)

メガベンチャーに在籍していた際は、ある程度組織が固まっており、そのフェーズでの業務も楽しかったのですが、組織を0から作ってきた人たちの経験に興味がありました。自分も一人目にチャレンジしようと転職を決意したときに、ちょうどフェズからスカウトをいただいたんです。




現在の業務内容は?

各プロダクトの信頼性向上を目指すSRE業務が半分、クラウド全体の最適化業務が半分ですね。SREの役割には固定的な概念がないので、会社それぞれでミッションのあり方は変わると思います。

一般的には、大企業になればなるほど、各プロダクトにコミットしていく形が多いのではないでしょうか。自分にとっては、SRE的な役割と、全体最適化の両方に携わらせていただけていることに魅力を感じています。


1日の平均的なスケジュールを教えてください。

決まったルーティンは全くないですね。例えば「UrumoShopper」で困りごとが起きた際にフォローに入るというように、その時々で必要な対応をしつつ全体の横串部分も見ているイメージです。

強いて言うなら、毎朝15分、必ず技術的な情報や、フィードをチェックしてから業務を始めています。基本的には9時から18時まで働き、あまり遅くまで業務を行わないようにしています。



仕事のやりがいや嬉しかったことは?

やりたいことにチャレンジできるのは魅力です。大企業の場合、各部署に専門メンバーが多数在籍しているので、チャレンジの幅が狭まってしまいます。しかし、私の場合、SREグループに所属したまま、コーポレートの人たちと全社のセキュリティについても話ができるので、やりたいことをストレスなくできるのが嬉しいです。

最近採用面接にも携わっていますが、特にエンジニアの方々は、チャレンジできる環境がないことやチャレンジしたくても出来ないことに悩んでる人が多い印象があります。フェズでは、そのストレスがないですし、むしろチャレンジしてほしい。チャレンジしないとチームがスケールしないと考えています。
エンジニアの場合、一つの領域だけに特化したい人の方が珍しいかもしれませんが、日々好奇心をもって自己研鑽していくマインドが大事だと思います。

入社当初、私がやりたいことを信じて任せてもらえたことが印象に残っています。当時のCTOと担当するミッションについて話しているときに、「一週間あげるからフェズについて何でも好きに調べて、何をすべきか決めてください」と言われたんです。「これをしてほしい」と任されるのではなく、「あなたのことを信じてるから、あなたが大事だと思うことを教えてほしい」という姿勢がとても新鮮でしたね。




失敗談や悔しかったことは?

フェズではまだ大きな失敗をしていないのですが、社会人生において印象的なエピソードは、コミュニケーションでの失敗です。7~8年前の出来事ですが、自分のコミュニケーションが原因で相手を傷つけてしまったことがありました。進捗が芳しくないメンバーのサポートを行おうと、本質的課題を突き止めるべく質問を繰り返したところ、相手が責められていると感じてしまったことがありました。また、プロダクト担当者とプロジェクトを進める際にも、自分に悪意はなかったのですが、相手から攻撃されていると思われてしまい、プロジェクトから外されてしまったこともありました。

自分としては、純粋に物事の本質にたどり着きたいという思いから、質問や意見を伝えていたのですが、本人にとってはプレッシャーとなり結果的に相手を苦しめてしまっていたんです。普段は早口な私ですが、こういった経験から話すテンポを落としたり、表情を柔らかくすることをとても意識するようになりました。


フェズの好きなところは?

フェズは、現在オフィスが3フロアに分かれており、セキュリティの観点からエンジニア専用フロアがありますが、どのフロアで仕事をしても、知らない人に話しかけてもらえることです。

実はこれまでの会社では、あまり自分から社内のコミュニティに参加していなかったんです。でも、なぜかフェズだと心理的なハードルが低く、抵抗感がありませんでした。今までにない感覚で、自分でもびっくりしています。むしろ「いろんなフロアに顔を出したら、みんなと話をして何か楽しいことができそう」という感覚があるんですよね。

また、Slackのチャンネルで誰かがおめでたい話題を投稿したときは、2秒ぐらいで誰かしらがスタンプを押すんですよ。見てて気持ちがいいし、素直にすごいカルチャーだなと思っています。上辺ではなく、相手にリスペクトできる人たちが集まっている会社ですね。




フェズで挑戦したいことは?

1人目SREとして、しっかりと価値あるアウトプットが出せるチームを自分の手で創り上げていきたいです。そして、自分のチームだけではなく、フェズのエンジニアリング組織全体についても主体的に盛り上げ大きくしていきたいですね。

40歳まではとことん技術を極めていきたいと思っていたのですが、組織づくりに携わるようになってからとても楽しいと思っている自分に気づきました。自分の技術を極めることと組織づくりをどのようなバランスでやっていくか、自分でも楽しみに思っているところです。

フェズにとって理想のエンジニア組織は、Mission・Vision・Value・Co-value(MVVC)を体現するチームだと考えています。エンジニアに限らず、MVVCは人と働く上での理想像ですね。自分も含めてエンジニアの人たちは、MVVCの中でもCo-valueを体現するのが得意ではない印象があるので、当たり前に体現できる文化の醸成を大事にしていきたいです。


人生において挑戦したいことを教えてください。

仕事に関して明確な目標を立ててはいないのですが、死ぬ直前まで健康でゴルフをしたいとは思っています。ゴルフに行くためには、健康に外で運動できる体、一定のお金、人脈を築くことが必要です。一人では面白くないし、お金がなかったらそんな余裕もないですよね。
そんな人生を実現するために、「いい人間」であり続けられるようフェズで頑張っています。