2月3日は、株式会社フェズの設立記念日!
本日が5周年です!
先日全社キックオフを開催し、おかげさまで社員数も100名目前まで拡大しているフェズですが、設立当初はカフェの会議室で事業構想を練っていた小さい会社でした。
この節目の日に、改めてフェズの創業のきっかけや、社名・ロゴに込めた想い、5年間の歴史を振り返ってみようと思います!
創業のきっかけ
フェズ創業のきっかけは、代表である伊丹の原体験からきています。
伊丹は、新卒でP&Gに入社し、営業担当として大手流通会社を担当。
2012年グーグル合同会社に入社し、消費財メーカーや小売流通業界へのデジタルマーケティングの企画立案や広告営業、またオムニチャネル戦略に従事。
この2社での経験から、小売に日々蓄積されるデータを活用することで業界変革を起こせると確信し、2015年12月3日に株式会社フェズを創業しました。
社名に込めた想いとロゴの変遷
フェズの社名は、この3つの想いからつけられました。
・「自分の原点を大切に」
・「日本から世界へ羽ばたこう」
・「誰かの原点となる体験をこの会社で提供したい」
これは、伊丹が原点を大切にしているという考えがベースとなっています。
さらに、伊丹の出身地(原点)である岡山県の県鳥は「キジ」で、「キジ」は日本の国鳥でもあります。
原点を大切し、日本から羽ばたこうという意味を込めて「キジ」を英語にした「pheasant(フェズント)」から「フェズ」という社名をつけました。
そんな社名にちなみ、当初はロゴも「キジ」をモチーフに作成。
実は、2回変わってます!
新しいロゴに込めた想いは、こちらです。
消費の象徴としてのバーコードをモチーフにすることで、データを活用し小売業界にデジタル革新を起こしていくというフェズの決意を込めています。さらにこの多様な線のひとつひとつは、個性あふれる「地域」の象徴でもあります。こうした直線の連なりが右肩上がりに成長していく様子をこのロゴでは表現しています。 ※フェズコーポレートサイトより
こうした想いをのせて、駆け抜けてきた5年間。
事業と組織の変遷を、簡単に振り返ってみようと思います!
第1期 2015年12月3日 〜 2016年11月
正社員として在籍しているのは社長1人時代。
当初からリテイルテック構想はあったものの、小売業界の方々にソリューションを受け入れていただくのは時間が必要であるため、一般的なベンチャーとは違い、別の事業で利益を出しつつ、リテイルテック事業の構想を練っていました。
インターン生に協力してもらいながら、収益事業としてWeb広告代理業を進めていた時期です。
第2期 2016年12月〜2017年11月
2017年1Qからは社員の採用も開始しました!
北参道のマンションをメインオフィスとし、Web広告の制作・運用も行いながら、リテイルテック事業のテストマーケティングを行っていました。
このタイミングでエンジニアチームも発足し、リテイルテックの開発も本格化。
収益事業であるWeb広告代理業も急速に伸びたため、採用もアクセル全開!
当初より「人の成長が会社の成長である」「性善説で人と向き合う」「多様性を認め合う」と、「人」を大切に考えていた経営陣だからこそ、インターン生含め社員が増えたこの時期にチームビルディングを大切にしていました!
オフサイトで野球大会開催
社員旅行の途中にGoogle韓国支社へ立ち寄り
第3期 2017年12月〜2018年11月
一気にメンバー数50人を越えた2Q、人やチームビルディングを大切にするフェズだからこそ、組織のあり方を常に考えてきました。
7月には顧問であった赤尾が、副社長に就任し経営体制をアップデート。
会議のあり方をはじめとした業務の生産性を見直していきました。
また、マネージャー陣のスキルアップやチームビルディングを目的に、月1で社内イベントを行ったり、全社会議の設計にも力を入れていた時期でもあります。
全社会議での集合写真
第4期 2018年12月〜2019年11月
この頃からリテイルテック事業では、メーカー様に向けソリューションの提案セミナーが開催できるまでに成長!
広告から店頭までの販促施策をパッケージ化した棚連動広告のソリューションを本格的に始動させ、セミナー開催やイベント登壇の機会が増えました。
セミナー開催の様子
イベント登壇の様子
開発チームにはシリコンバレーから顧問が来てくださり、アジャイル開発がスタート。
そして5月には、小売様向けBIツール『Urumo』をリリース!!
Urumoリリース記念をケーキでお祝い!
プロダクトを保有する企業としての第一歩を踏み出した年となりました。
そして、地域の雇用創出、優秀人材の採用を目的に島根オフィスが開所!
離れた場所から働くメンバーが増え、「生産性」「自助成長」というキーワードと共に、リモートを前提としたコミュニケーションの確立や、文化を変革していきました。
駆け抜けた1年をしっかり内省する部署ごとのオフサイトも開催。
生産性が高い業務を行うために、敢えていつもの場所から離れ、とことん語りあう場を設け、一緒に仕事をする相手のことを深く知るために大切にしている機会の一つです。
コーポレート部門×開発部門の合同オフサイトは熱海に!
リテイルテック事業部のオフサイトはグランピング
第5期 2019年12月〜2020年11月
なんといってもコロナの影響が大きかった年ですね。
フェズでは、早期よりリモート勤務を推奨し、東京都から発令された緊急事態宣言に合わせ、全社員がリモート勤務に移行しました。
大切にしているフェズの価値基準の1つ「性善説」に基づき、全社員で工夫しながら生産性を上げる働き方を模索していた時期です。
全員の工夫が功を奏し、コロナ禍でも生産性を落とすことなく事業を進めることができたため、6月には「フルリモート・フルフレックス制度」を導入!
「成果が出せる環境を、自ら考え選択できるように」という経営陣の想いから、オフィスもフリーアドレスになり、より多様な働き方が出来るようになりました!
コーポレートサイトやロゴのリブランディングも実施し、対外的なアプローチの準備も行っていきました。
リテイルテック事業も、とうとう対外的に記者発表会ができるまでに拡大!
10月14日に『Urumo OMO』のリリースを発表し、沢山の媒体に取り上げていただくことができました!
そしてこれから・・・
第6期目となる今期は、組織的には100名の壁を越え、事業も大きくスケールさせていくフェーズです。
テーマは「結果」。
数年後の上場、そしてその先で小売業界のみなさまと起こすゲームチェンジを視野に、第5期で作った「価値の芽」をスピード感を持って育て上げ、「結果を出す組織」と「結果を出す事業」で進んでいきます!
ここから一気に加速していくフェズのエンジンとなってくれる方、ぜひ一緒に「消費」そして「地域」を元気にしていきましょう!!
5期まで応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
第6期もフェズ社員一同全力で駆け抜け、世の中のお役に立てるソリューションを提供して参りますので、引き続きどうぞよろしくおねがいします!