【導入事例】新生堂薬局、生成AIを活用した購買データ分析ソリューション『Urumo BI』を導入 ~ バイヤーの商談の質向上や分析速度の改善を実現 ~

Urumo BI
【導入事例】新生堂薬局、生成AIを活用した購買データ分析ソリューション『Urumo BI』を導入 ~ バイヤーの商談の質向上や分析速度の改善を実現 ~
目次

株式会社新生堂薬局様に、生成AIを活用した購買データ分析ソリューション 『Urumo BI(ウルモ ビーアイ)』(特許取得)をご導入いただき、主にバイヤーの商談の質向上や分析速度の改善を実現しました。

導入の背景

新生堂薬局は「健康なくらしのお手伝い」をミッションに掲げ、九州北部を中心に154店舗を展開するドラッグストアチェーンです。2015年頃から、日々社内に溜まっていくデータ活用してお客様に還元できるようにしたいという課題感を持たれ、2021年2月よりフェズと業務提携し、DX推進に取り組んでこられました。

こうした中、データ分析に関する高度な専門知識がなくても、様々な業務シーンでデータを活用したい、特にバイヤー業務において効率化や質向上を図りたいというニーズをお持ちでした。


導入による効果

① 商談の質向上

導入以前は、メーカー様の提案資料をベースに商談を進めることが多い状況でしたが、「Urumo BI」の導入により、
・商談時の短い時間の中でも、提案された商品の実績をすぐに確認できる
・メーカー様にも「Urumo BI」を解放することで、同じ分析画面を共有できる
ことにより、メーカー様・新生堂薬局様双方の売上拡大に向けた適切な意思決定を商談中に行うことが容易になりました。

② 業務の効率化

「Urumo BI」では、見たいデータに速く辿り着けるように様々な工夫がなされています。
例えば、「ドリルダウン」機能ではカテゴリー別の分析をメーカー別/単品別/店舗別の分析へと1クリックで深掘りできたり、「パターン登録」機能ではよく使う分析条件を登録できたりするなど、分析設定にかかる時間を削減することができます。また、分析条件設定後にデータを出力するスピードも速く5秒〜10秒で表示できます。
これらの特徴により、従来よりも2〜3倍速く同じデータ分析が行えるようになり、バイヤーの業務削減に繋がっています。

③ データ分析の多角化

分析の効率化だけでなく、より効果的な意思決定に繋がる分析の多角化効果も現れています。
「Urumo BI」では売上、粗利、在庫などの主要指標を横断的に扱うことで、「在庫回転率」「交差比率」など複数の指標が組み合わさった指標も簡単に分析することができ、特定の指標ではなく複数の指標の全体最適を目指すことが可能です。

また、データの出力だけでなく生成AIを用いたデータの要約・解釈もリアルタイムに出力することができます。これにより、人間では対応しきれない単品や店舗単位のデータ確認/分析についても生成AIが補完するような新しい業務体験が生まれています。


新生堂薬局様「Urumo BI」ユーザーの声

「お取引先(メーカー)様も導入することで、商談時に共通のデータ基盤を活用できるようになり、参照するデータの齟齬を防ぎ正確な議論が可能になりました。」(商品部 バイヤー)

「お取引先(メーカー)様のご提案に対して、バイヤーからUrumo BIを使った分析に基づく提案をするという使い方はとても便利です。実際に商談でUrumo BIを使いながら、自社とお取引先様の直近一年の売上の課題や改善点の議論に活用しています。」(商品部 部長)

「AI分析(実績に対してAIが解釈を提供し、データに基づくアクションを提案する機能)で分析目的を入力できるようになり、求める分析解釈に素早くたどり着けて便利になりました。」(店舗活性課 課長)


今後の活用について

新生堂薬局様は、「優れたテクノロジー」の導入と「温もりあるコミュニケーション」を充実させることで、お客様の“健康なくらしのお手伝い”に取り組まれています。

今後も、より幅広い業務シーンで「Urumo BI」を活用していくことにより、業務の効率化・省力化を進めることで、これまで以上にお客様とのコミュニケーションや戦略立案などに注力できる環境づくりを目指されています。


<株式会社新生堂薬局について>

・会社名:株式会社新生堂薬局
・代表者:代表取締役社長 水田 怜
・設立:1984年3月14日
・従業員数:1,512名(2025年1月末)
・事業内容:ドラッグストア・調剤薬局のチェーン展開 等
・本社所在地:福岡県福岡市南区中尾3丁目12番17号
・資本金:50百万円
・URL:https://sinseido-co.jp/


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