リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、 代表者:代表取締役 伊丹順平、以下「フェズ」)と株式会社フリークアウト・ホールディングス(本社:東京都港区、代表者:代表取締役社長 Global CEO 本田謙、以下「フリークアウト」)の合弁会社である株式会社ストアギーク(本社:東京都港区、代表者:代表取締役 廣瀬隆昌、以下「ストアギーク」)は、2023年10月に提供開始したリテールメディアサービス「ストアギークサイネージ」が、大手ドラッグストアチェーンである株式会社ツルハホールディングス(本社:北海道札幌市、代表者:代表取締役社長執行役員 鶴羽 順)、ウエルシアホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:代表取締役社長 松本 忠久)、株式会社キリン堂(本社:大阪府大阪市、代表者:代表取締役社長 執行役員 寺西 豊彦)、株式会社新生堂薬局(本社:福岡県福岡市、代表者:代表取締役社長 水田 怜)が運営する店舗に導入されましたので、お知らせいたします。
これにより、メーカー様は、小売企業の垣根を越えた横断的なリテールメディアネットワークを活かし、導入店舗内の定番棚前で訴求力の高い新たなコミュニケーション施策の実施が可能になります。
『ストアギークサイネージ』とは
原材料価格の高騰や消費行動の変化、顧客ニーズの多様化等を受け、より費用対効果の高いマーケティング・プロモーション活動が求められる中「リテールメディア」への期待が高まっており、大手小売チェーン様を中心に導入が始まっております。中でも店舗内に設置するデジタルサイネージは、消費者が自分に合った商品に出会い購入機会を効果的に創出できるメディアとして注目されています。
一方で、既存のインストアサイネージは、商品棚の陳列スペースを狭めたり、視認性の低さから消費者の購買行動に繋がりにくかったりと、導入に様々な課題がありました。加えて、商品棚前に合ったコミュニケーションが実施できないこと、効果検証が出来ないこと等から、メーカーマーケターによる広告活用も進んでいないのが現状です。
こうした背景から、ストアギークでは、フリークアウトの持つマーケティングテクノロジーへの知見及びデジタルサイネージ領域のプロダクト開発力とフェズの持つリテールメディアに関するノウハウを活かし、新たなリテールメディアサービス 『ストアギークサイネージ』を独自開発し、2023年10月より提供開始しております。
※ ストアギークサイネージに関する詳細はこちらをご覧ください。
小売横断のリテールメディアネットワーク構築について
ストアギークでは、フェズの持つ小売事業者様とのリレーション等を活かし、まず全国のドラッグストアチェーン様にご導入を提案してまいりました。
この度、ツルハグループ様・ウエルシア薬局様・キリン堂様・新生堂薬局様が運営される全国のドラッグストア11流通でのご導入が決定し、順次設置の上広告配信を開始しております。
これにより、メーカー様は、小売企業の垣根を越えた横断的なリテールメディアネットワークを活かし、導入店舗の定番棚前で訴求力の高い新たなコミュニケーション施策の実施が可能になります。
対象となるカテゴリは、PoC(※2)を通して本サービスのご活用との親和性の高かったオーラルケアカテゴリを第一弾として、売上向上を目指し、メーカー企業様へのご提案を進めてまいります。
今後は、メーカー様の販売促進に留まらず、商品ブランドのメッセージ発信まで行える店内起点の新たなコミュニケーション施策を推進し、リテールメディアの可能性を広げてまいります。
ご導入企業様のコメント
<株式会社ツルハグループマーチャンダイジング/商品MD本部 本部長 三根生(みねおい) 彰広様>
昨今、多様化する消費者ニーズに応えるために商品開発が進み、バリエーションが急拡大する一方で、ご来店いただいたお客様に「商品そのものの真価」を十分に伝え切れていない状況があり、我々小売業は、店頭でお客様に商品価値を伝える手段・方法を試行錯誤しています。
今回のストアギーク様のサイネージは、お客様の商品選びに寄り添う形で定番売場へ設置し、より一層の商品情報の可視化を図ることで、お客様の満足度が更に向上することを期待しています。
<ウエルシア薬局株式会社/販促企画部長 清田 明信様>
「ストアギークサイネージ」は、店舗内でお客様の関心を引き付け、購買意欲を高めるための効果的なツールとして期待しています。
最新の商品情報や、購買情報に基づいたメッセージをお客様に合わせて表示し、お客様の満足度とロイヤルティを高めることが可能と考えています。魅力的なデジタル広告やプロモーションを通じて、お客様エクスペリエンスの向上や、販売促進・ブランドイメージの強化など、さまざまな面で期待できるツールです。
<株式会社キリン堂/取締役執行役員 経営戦略本部長 寺西 廣行様>
今般、ストアギークサイネージによる定番棚での商品啓蒙、売場コミュニケーションの更なる向上への取組みを進めることができ、非常に創造的な挑戦であると感じております。メーカー様、フェズ様との更なる協働強化により、より一層『商品との楽しい出会いがある買い場』を実現して参りたいと存じます。
<株式会社新生堂薬局/代表取締役社長 水田 怜様>
新生堂薬局では、お客様が利用し続けたい店舗を目指し、オウンドアプリや店頭クーポン発券機、店頭サイネージなど様々なリテールメディアを活用しております。
ストアギークサイネージにおいても、開発段階からストアギーク様とともにPoCを重ね、その価値の創造に携わってまいりました。購買の約8割を占める定番棚において、購入直前のタイミングでアプローチができるデジタル広告は非常に価値の高いものだと考えています。
今後の横断化により、より使いやすく、効果的なメディアとして、メーカー様にとってますます魅力的なプラットフォームとなることを期待しております。
【『ストアギークサイネージ』に関するお問い合わせ先】
株式会社ストアギーク 担当:安藤
Mail:info@storegeek.jp
URL:https://storegeek.jp/
※1:本サイネージハードウェアはフリークアウト・ホールディングスより特許出願中です。
※2:ストアギークサイネージのPoCは、2023年上半期にて、定番棚前にストアギークサイネージを設置し、対象カテゴリと訴求商品に関するコンテンツを配信したところ確認できた実績です。ただし、当該結果は特定店舗における実証実験によるものであり、実際の購買結果を保証するものではございません。