

もうすぐゴールデンウィーク(GW)。新年度が始まって早3週間が経ちました。
新たにマーケティング部門に配属された方や新プロジェクトにアサインされた方など、改めてインプットを求めている方も多い時期ではないでしょうか。
そこで今回は、「不変の原理」と「テクノロジーによる進化」の両面からFEZ MAG編集長が選ぶ、「ゴールデンウィークに読みたい・読み返したいマーケティング本10選」をお届けします。
まずはここから。1日で読める!基本を学べる・学び直せる本
1)初めて学ぶ方でも読みやすい!マーケティングの教科書
『エッセンシャル マーケティング』若林靖永, 増谷博昭 著(中央経済社)
2025年4月に発売された比較的新しい本で、まさに教科書。マーケティングの基本理論を体系的に理解でき、全体像を掴むのにおすすめの1冊です。図解がわかりやすく、173ページとコンパクトにまとまっている点も魅力です。
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2)ロングセラーのマーケティング入門書
『ドリルを売るには穴を売れ』佐藤義典 著(青春出版社)
ストーリー仕立てで、マーケティングの基本である「ベネフィット」「セグメンテーションとターゲティング」「差別化」「4P」を実感を持って理解できる一冊。初学者はもちろん、学び直しにもおすすめです。
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3)戦略思考を実践的に学べる一冊
『君は戦略を立てることができるか 視点と考え方を実感する4時間』音部大輔 著(宣伝会議)
戦略立案のプロセスを、講義形式でわかりやすく解説。新しいプロジェクトに取り組む前に読み返すことで、「何から考えるべきか」がクリアになります。「日本マーケティング本 大賞 2025」準大賞受賞。
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マーケティングの“原理”と“進化”を理解する、2冊の名著
4)『ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11』バイロン・シャープ 著(朝日新聞出版)
ブランド成長の原理を、膨大なデータに基づいて解き明かした一冊。思い出されやすさ(メンタル・アベイラビリティ)と手に取りやすさ(フィジカル・アベイラビリティ)を高めることの重要性を説き、「ロイヤルティよりも浸透率」という視点を提示します。
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5)『コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略』フィリップ・コトラー, ヘルマワン・カルタジャヤ, イワン・セティアワン 著(朝日新聞出版)
AIやIoTなどのテクノロジーを活用し、「人間らしさ」や顧客体験をいかに設計するかを体系化した一冊。マーケティングの実装がどのように進化しているかを理解できます。
「Immersive(没入型)」がテーマと言われる6.0の日本語版が出る前に、読み返してみるのもよいかもしれません。
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実務に直結!GW明けからスタートダッシュを切るための本
6)自社ブランドに当てはめながら読む!
『売上の地図 3万人を指導したマーケティングの人気講師が教える「売上」を左右する20のヒント』池田紀行 著(日経BP)
FEZ MAGにもご登場いただいた、池田紀行氏の本。売上に影響を与える20の要素を構造化した「地図」によって、自社の課題を整理し、打ち手を具体化できる一冊。実務にそのまま活かせます。ちなみに、「売上の地図 v4」はこちらの記事でご紹介しています。
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7)「ブランディングは本当に売上に繋がっているのか?」を問い直す一冊
『ブランディングの誤解 P&Gでの失敗でたどり着いた本質』西口一希 著(日経BP)
差別化やブランドらしさといった従来のブランディング論に対し、「それは売上に貢献しているのか?」という視点から再検証。実務で陥りがちな“あるある”を通じて、本質を理解できます。
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8)第一想起をどう作るかを学べる一冊
『急成長企業だけが実践するカテゴリー戦略 頭に浮かべば、モノは売れる』田岡凌 著(クロスメディア・パブリッシング)
「〇〇といえば〇〇」という第一想起の重要性を解説。メンタル・アベイラビリティ(思い出されやすさ)を高める具体的なアプローチを学べます。「実務者が選ぶマーケティング本大賞2025」大賞受賞。
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9)売場で勝つための実践書
『トレードマーケティング 売場で勝つための4つの実践』井本悠樹 著(宣伝会議)
配荷や店頭施策など、フィジカル・アベイラビリティ(手に取りやすさ)を高めるための具体策を体系的に解説。特にFMCG領域の実務者におすすめです。
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10)AI時代の生活者変化を捉える、話題の一冊
『AIに選ばれ、ファンに愛される。変わる生活者とこれからのマーケティング』佐藤尚之 著(日経BP)
AIの進化によって生活者の意思決定がどう変わるのかを解説。これからのマーケティング戦略を考える上で欠かせない視点を得られます。
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テクノロジーや手法は日々進化し、事業環境も刻々と変化しています。しかし、「人に選ばれる」というマーケティングの本質は、いつの時代も変わることはありません。
ゴールデンウィークの読書が、改めて「何が変わり、何が変わらないのか」を問い直すきっかけになりましたら幸いです。


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